リモートリポジトリで管理しているソースコードは、そこに接続できるどのパソコンでも複製を取得して開発を継続して行え、また、その変更をリモートリポジトリに反映できます。

こうすることで、複数人でのチーム開発が行えるようになります。

この章では、リモートリポジトリにあるソースコードを『クローン』する方法を学びましょう。

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公開日時:2016/07/02 05:19
最終更新:2019/12/10 02:46

リモートリポジトリからのクローン~ 365日の紙PHP(14日目)

リポジトリをクローン(複製)して別のパソコンで修正を行う

さて、今日は、昨日リモートリポジトリに push(プッシュ)したプロジェクトを clone(クローン)して、別のパソコンでもバージョン管理を使ったままで修正できるようにしてみましょう。

今回は Windows を利用しますが、1台しかパソコンが無い方は昨日までの NetBeans のプロジェクト(と、.git を別の場所に作っていた人は .git ディレクトリも併せて)を一時的にどこか別の場所に移動させて下さい。

WindowsのNetBeans初期画面

Git プロジェクトをクローンするには、「チーム」メニューを利用します。複数人で開発することを象徴する適切な名前ですね。

チーム > Git > クローン を選ぶと、「リポジトリをクローン」ダイアログが表示されます。このリポジトリURLに、昨日プッシュしたリポジトリのアドレスを記入します。Bitbucket の画面の赤枠の場所からアドレスをコピーして、リポジトリURLのフィールドにペーストしてください。

Bitbucketのプロジェクト画面

リポジトリをクローン

併せてユーザーID(メールアドレスではなく、ユーザーID)とパスワードを指定してください。

そして、リモートリポジトリのプロジェクトをクローンする場所を「クローン先」に指定します。通常はNetBeansのプロジェクトフォルダ内か、あるいはローカル環境の Apache のDocumentRoot 下が良いでしょう。

「次>」をクリックします。リポジトリが認識されてログイン認証に成功すると、クローンするリモート分岐の選択画面になります。

Git をはじめとするバージョン管理システムでは、「ブランチ」と呼ばれる開発上のバージョン分岐を作成して、別バージョンの開発を複数同時に進行させる事が可能です。ここでその別バージョンを選択できるのですが、現在は master ブランチしか登録されていないため、この画面に表示されるのは「master*」のみのはずです。

リモート分岐選択

これをチェックして選択したら、「次>」をクリックして下さい。

宛先ディレクトリ

Git に関するディレクトリとクローン名が指定できます。とりあえずはデフォルトのままの方が良いでしょう。

最後に「終了」をクリックすると、リモートリポジトリからプロジェクトがローカルにクローンされます。プロジェクトを開くか確認ダイアログが開きますので「プロジェクトを開く」をクリックしましょう。

確認画面

プロジェクトがクローンされました。

クローン完了

これで、別のパソコンでも同じプロジェクトをバージョン管理を使いながら開発が行えるようになりました。こちらで行われた修正についてもコミットを行ってからプッシュを行えば、リモートリポジトリに修正を反映できます。

まとめ

今日は、リモートリポジトリにプッシュされているプロジェクトを、別のパソコンにクローンする方法を勉強しました。

さて、ところで、2台のパソコンで修正を行っていると、修正内容がバッティングしてしまい整合性が保てなくなる可能性があります。

明日はこの問題について説明します。これを知れば、安全に複数のパソコンを使って開発が行えるようになります。

お疲れ様でした。

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