Raspberry Pi 簡単セットアップマニュアル~ ラズベリーパイ研究室

このコーナーは、説明を可能な限り省き、実行する命令だけを羅列することで、そのとおりにコマンドを入力するだけで一通りのセットアップが出来ることを目指しています。

念のため先に申し上げますが、「簡単」と書いてはあってもかなりめんどくさいことは確かです。Linux はまぁ、こういうものでしょう…。適度な場所にセーブポイントを設けてありますので参考になさって下さい。

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※誠に申し訳ありませんがこちらの電子工作のコンテンツは弊社の実験制作例となっております。十分な安全が保障されているわけではないため、参照や実施は自己責任となってしまいますのでご注意ください。

Raspberry Pi 簡単セットアップマニュアル

このコーナーは、説明を可能な限り省き、実行する命令だけを羅列することで、そのとおりにコマンドを入力するだけで一通りのセットアップが出来ることを目指しています。(2016/07/03: 2016-05-27-raspbian-jessie にて)

念のため先に申し上げますが、「簡単」と書いてはあってもかなりめんどくさいことは確かです。Linux はまぁ、こういうものでしょう…。適度な場所にセーブポイントを設けてありますので参考になさって下さい。

なお、各処理を途中で止めたいときは Ctrl + C、直前にやった処理が何だか分からなくなった時はカーソルキーの↑を押すことで確認できます。

SDCardの入手

class 10、8GB 以上のSDカードを用意する。安い SDCard は class 2 等のことが多いので注意。とてもアクセスが遅い。

SDCardフォーマッター入手

Windows または Mac 版を選んでダウンロード。セットアップして使えるようにする。

https://www.sdcard.org/jp/downloads/index.html

SDCardのフォーマット

完全にフォーマットする。32GB だと 30 分ほどかかる。※時間が勿体無いのでJessie のディスクイメージを同時にダウンロードしておく。

上書きフォーマット、論理サイズ調整ON

Raspbian Jessie ディスクイメージのダウンロード

RASPBIAN JESSIE(Version:May 2016、Release date:2016-05-27、Kernel version:4.4)から Download ZIP。ファイルサイズ 1.3GB。光回線で 5 分ほど。ダウンロードできたら解凍する。ディレクトリの中に 2016-05-27-raspbian-jessie.img があるのを確認。

https://www.raspberrypi.org/downloads/raspbian/

なお、NOOBS と Raspbian Jessie ディスクイメージ の違いですが、NOOBS はインストーラー付きであり、インストール後もこのインストーラー部分が SDカード内に残ります。残っていても困ることは無いと思いますので、どちらを使うかは単純に好みでお選び下さい

Win32DiskImagerの入手

ディスクイメージの読み書きアプリケーション。ダウンロードしたディスクイメージをSDカードに書き込むために必要。またSDカードの内容をバックアップするためにも必要。ダウンロードはすぐ終わります。セットアップして使えるようにする。Mac の人は別の手段を探して下さい。

https://osdn.jp/projects/sfnet_win32diskimager/

ディスクイメージの書き込み

SDCard のフォーマットが終わったら Win32DiskImager でディスクイメージを SDCardに書き込む。Image File にディスクイメージを指定し、Device に SDCard ライタのドライブレターを指定する。Write ボタンをクリックする。Read するとディスクイメージが空になると思われる。同様にドライブレターは絶対に間違えないこと。やったことはないが、間違えるとそのドライブの内容が吹き飛ぶ気がする。書き込みは5分程で終わると思われる。

Win32DiskImager

電源投入

SDCard を差し、もろもろの周辺機器を取り付け、最後に USB 電源に接続する。Jessie でははじめから X window が立ち上がる。

諸々設定画面を開く

Menu ボタンから Preferences > Raspberry Pi Configuration。

System

Expand Filesystem でファイルシステムを expand(拡大)しておく。

Change Password でパスワード設定。強固だが忘れないパスワードを。

Boot は To CLI に。次回から X window が自動では立ち上がらなくなる。X window を開きたいときはログインしてから

sudo startx

Auto Login の Login as 'pi' をオフに。セキュリティ確保のため。

Interfaces

Camera、SSH、SPI、I2C あたりを Enabled(利用可能)に。あなたのニーズにあわせて。

Localisation

ひとまず Locale はそのままで。後で日本語に変更します。

Timezone は Area を Japan に。

Keyboard は Country を Japan に。Variant はお使いのキーボードに合わせて。OADG109A あたりが良いか?

WiFi Country を JP Japan に。

再起動

Configuration で OK をクリックすると再起動(Reboot)を促される。再起動してください。

pi ユーザーでログイン

raspberrypi login: に pi
Password: に先ほどのパスワード

で、ログインする。

IPアドレスを調べる

inet addr:xxx.xxx.xxx.xxx が、今、この Raspberry Pi のネットワークに割り当てられている IP アドレス。

ifconfig

SSH でログイン

IP アドレスが分かったら Tera Term 等のターミナルエミュレータを使い遠隔操作する。port は 22。

root にパスワードを設定

強固なパスワードを設定。絶対に忘れない事。

sudo passwd root

Vim のインストール

raspbianでプリインストールされているのはvim-tinyなので、vimをインストール。

sudo apt-get install vim

IP アドレスの固定

DHCP サーバーが勝手に IP アドレスを変えてしまわないように、IP アドレスを固定化。IP アドレスが他で使われていないか注意する。 ** をお使いの環境に合わせて適宜設定

sudo vi /etc/dhcpcd.conf

以下を追記。(Jessie では、この記述は存在しないので追記する)

interface eth0
static ip_address=192.168.**.**/32
static routers=192.168.**.1
static domain_name_servers=192.168.**.1

適度な IP アドレスを指定。/32 は CIDER表記により、その前に指定してある IP アドレスのみを使用する。

無線LAN を利用する場合は

interface wlan0
static ip_address=192.168.**.**/32
static routers=192.168.**.1
static domain_name_servers=192.168.**.1

のように設定して保存した後

sudo sh -c 'wpa_passphrase SSID PASSPHRASE >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf'

として、SSID と PASSPHRASE を指定する。SSID と PASSPHRASE は、お使いの無線 LAN ルータに設定してある値。SSID はいくつでも設定出来るようだ。設定がうまく行っていれば、wpa_supplicant.conf には次のように書き込まれている。

sudo cat /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

無線LAN設定

上記のうちコメントアウトされている #psk は生のパスワードなので、万が一情報漏えいしても大丈夫なよう、その行を削除してしまう。

無線LAN設定の生パスワード削除

再起動

IP アドレスが固定化されたか確認するため再起動する。

sudo reboot

SSH で再接続

IP が正しく固定されていればログインできる。できなければ Raspberry Pi のシェルで ifconfig を打ち、間違いを探す。

Raspberry Pi ファームウェアのアップデート

そこそこ時間がかかる。気長に待つ。

sudo rpi-update

再起動

sudo reboot

apt をアップデート

とても時間がかかる。気長に待つ。(2016/08/06 修正)

apt-get update && apt-get upgrade && apt-get autoremove

※2016/08/06追記 この処理は pi ユーザーでは、sudo で実行しても以下の様なパーミッションエラーが出るので、su - で root になってから行う。

エラー内容
E: Could not open lock file /var/lib/dpkg/lock - open (13: Permission denied)
E: Unable to lock the administration directory (/var/lib/dpkg/), are you root?

とても時間がかかる。気長に待つ。

sudo apt-get dist-upgrade

これは多分、もう最新だと言われる。

sudo apt-get install raspberrypi-ui-mods

再起動

念のため再起動してアップデートが正常に行われたか確認。

sudo reboot

Save Point 1 ディスクイメージをバックアップ

ここでセーブポイント。これまでの労力をムダにしないため、SDCard を Win32DiskImager を使って保存する。もし今後、何らかの設定ミスをした場合はこの保存したイメージを復元することで、ここの続きから設定を進めることができる。

sudo poweroff

電源が切れたら SDCard を抜き、パソコンにセットし、今度はReadを選ぶ。Writeを選ぶと SDCard の内容が消し飛ぶはず。また、Image File に保存先を指定するのを忘れないように。

Win32DiskImager

SSHのポート番号変更

ポートスキャンを蹴散らすために適当なポート番号を指定。49152~65535 あたりで好きなポート番号を選ぶ。

sudo vi /etc/ssh/sshd_config

次のようにポート番号を指定している記述があるので、この記述を書き換える。

# What ports, IPs and protocols we listen for
Port 22

   ↓ 51327 の部分を適当に

# What ports, IPs and protocols we listen for
#Port 22
Port 51327

鍵方式 SSH ログイン用の鍵作成

パスワードのみでの SSH ログインを禁止するため、RSA 暗号を使った鍵を作成する。

cd ~

ssh-keygen -t rsa

次のメッセージで Enter。/home/pi/.ssh/id_rsa、/home/pi/.ssh/id_rsa.pub が作られる。

Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/home/pi/.ssh/id_rsa):

パスフレーズの入力が2回求められるので2回入力。このフレーズは強度が低くても大丈夫。なぜなら、もっと強固な秘密鍵ファイルを利用するためのフレーズであり、秘密鍵ファイルを流失させさえしなければ良いから。

公開鍵 id_rsa.pub を authorized_keys としてアカウント pi の公開鍵とする。

cat .ssh/id_rsa.pub >> .ssh/authorized_keys

秘密鍵 id_rsa を開き全文をコピー。ローカルのパソコンに id_rsa というテキストファイルとして保存。改行コードは LF なので間違えないように。WinSCP などがあるならそれでファイルそのものをダウンロードするのが安全。

sudo vi /home/pi/.ssh/id_rsa

これら鍵ファイルのアクセス権を自分 pi のみに変更

chmod 600 ~/.ssh/authorized_keys
chmod 600 ~/.ssh/id_rsa
chmod 600 ~/.ssh/id_rsa.pub

SSH を鍵方式のみに変更

sshd の設定ファイルを編集する。#以下はコメント扱い。

sudo vi /etc/ssh/sshd_config

ルートでの SSH ログイン禁止。

#PermitRootLogin without-password
PermitRootLogin no

パスワードのみでのログイン禁止

#PasswordAuthentication yes
PasswordAuthentication no

空のパスワードでのログイン禁止

PermitEmptyPasswords no

最後に、sshd を再起動する。

sudo service sshd restart

Tera Term 等のターミナルエミュレーターで、先ほど指定したポートと先ほど作成した秘密鍵でログイン出来るか確認する。

Save Point 2 ディスクイメージをバックアップ

ここでセーブしておくと良い。

日本語入力環境のインストール

日本語フォントのインストール

sudo apt-get install ttf-kochi-gothic xfonts-intl-japanese xfonts-intl-japanese-big xfonts-kaname

コンソールで日本語を表示するために jfbterm をインストール

sudo apt-get install jfbterm

Raspberry Pi のコンソール画面でログインし、X window を開く。

sudo startx

Menu から Preferences > Raspberry Pi Configration > Localisation で Locale を

Language: ja(Japanese)  

に変更。先ほど日本語フォントをインストールしたので文字化けしなくなっている。

なお、Locale を変更するとキーボードセッティングがデフォルトに戻されるようなので、再び使用するキーボード用のセッティングをしておく。

OK で設定を有効にすると再起動を求められるので再起動。再起動したら Pi のコンソールでログインし、日本語入力に切り替えてみる。

jfbterm

フォントが変わっているのが分かる。

ifconfig

で、ネットワーク情報が日本語になっていれば、インストールは正常終了している。

サウンドカードの優先順位変更

とにかくサウンド周りは設定がよくわからない。何もしなくてもうまくいく場合もあれば、あれもこれもやってもダメなことがある。謎。

サウンドライブラリのインストール

sudo apt-get install alsa-utils sox libsox-fmt-all

Julius は、デフォルトではサウンドカード 0 番にマイクが無いと動作しないようなので、サウンドカードの 0 番を USB マイクにする。(USBマイクを刺している場合)

cat /proc/asound/modules

で、snd_usb_audio が 0 番であればこの処理は不要。

pi@raspberrypi:~ $ cat /proc/asound/modules
0 snd_bcm2835
1 snd_usb_audio

こうなっていたら設定が必要。設定ファイルを新規作成。

sudo vi /etc/modprobe.d/alsa-base.conf

現在の jessie ではこのような設定(2016/08/18追記)

options snd slots=snd_usb_audio,snd_bcm2835
options snd_usb_audio index=0
options snd_bcm2835 index=1

以前の設定はこのような感じでした。ハイフンがアンダースコアになっていたりして、とても分かりづらい変更です。どうしてこんな事になっているんでしょう…

# This sets the index value of the cards but doesn't reorder.
options snd_usb_audio index=0
options snd_bcm2835 index=1

# Does the reordering.
options snd slots=snd-usb-audio,snd-bcm2835

再起動して再び cat。以下のようになっていれば設定完了。

pi@raspberrypi:~ $ cat /proc/asound/modules
0 snd_usb_audio
1 snd_bcm2835

マイクサウンドカードの確認。以下で、カード 0 となっていれば良い。

arecord -l
pi@raspberrypi:~ $ arecord -l
**** ハードウェアデバイス CAPTURE のリスト ****
カード 0: Device [USB PnP Audio Device], デバイス 0: USB Audio [USB Audio]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0

再生サウンドカードの確認。以下で、カード 1 となっていれば良い。

aplay -l
pi@raspberrypi:~ $ aplay -l
**** ハードウェアデバイス PLAYBACK のリスト ****
カード 1: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 0: bcm2835 ALSA [bcm2835 ALSA]
サブデバイス: 8/8
サブデバイス #0: subdevice #0
サブデバイス #1: subdevice #1
サブデバイス #2: subdevice #2
サブデバイス #3: subdevice #3
サブデバイス #4: subdevice #4
サブデバイス #5: subdevice #5
サブデバイス #6: subdevice #6
サブデバイス #7: subdevice #7
カード 1: ALSA [bcm2835 ALSA], デバイス 1: bcm2835 ALSA [bcm2835 IEC958/HDMI]
サブデバイス: 1/1
サブデバイス #0: subdevice #0

サウンドカードの設定ファイルを編集

sudo vi ~/.asoundrc
defaluts.pcm.card 1
defaults.ctl.card 0

pcm.!default {
type hw
card 1
}

ctl.!default {
type hw
card 0
}

スピーカーが HDMI 出力の場合、音の立ち上がりが悪いのでアナログライン出力をおすすめする。

なお、HDMI 接続のモニタなどでは、HDMI ケーブルが繋がっているとそちらを頑なに第一候補として音を出力するため、アナログで出力したい場合は HDMI ケーブルを外して起動し、一度音をならせばアナログから出力するようになる模様。

アナログライン出力

sudo amixer cset numid=3 1

頑なに HDMI 出力の場合は 2 に設定。ただし、HDMI で音を出すには /boot/config.txt ファイルを修正する必要がある場合がある。

sudo amixer cset numid=3 2
sudo vi /boot/config.txt

hdmi_drive=2 をアンコメント(コメントを外す)

#hdmi_drive=2
hdmi_drive=2

再起動。

テスト。まず、マイク音量を大きく50くらい(最大62)に設定。

amixer sset Mic 50 -c 0

録音テスト。マイクに向かってしゃべり、適当なところで Ctrl + C で停止。作業ディレクトリに test.wav が作成されている。

arecord -D plughw:0,0 -f cd test.wav

再生音量の設定

sudo amixer set PCM 100%

カード 1、デバイス 0 がライン出力なので、

aplay -D plughw:1,0 /usr/share/sounds/alsa/Front_Center.wav

で、ラインから音が出るはずだが、どうやってもHDMIからしか出ない時がある…。

以下で、先ほど録音した音声についても再生テスト。

aplay -D plughw:1,0 test.wav

とにかく、録音と再生が上手く行ったらそれはラッキーな事だからイメージを保存しておく。

Save Point 3 ディスクイメージをバックアップ

アプリケーション管理ソフト paco の導入

make installでインストールするアプリケーションを管理するため paco を導入。

sudo apt-get install paco

paco で管理しているアプリケーションは、以下で確認できる。

paco -a

Apache の導入とバージョン確認

sudo apt-get install apache2

apache2 -v

apache の設定ファイルの修正。サーバーシグネイチャの非表示化。

sudo vi /etc/apache2/conf-available/security.conf
ServerSignature Off
#ServerSignature On

デフォルトインデックスファイルの移動

sudo mv /var/www/html/index.html /var/www/index.html

デフォルトバーチャルホスト設定の編集。(なお本来は、規定されていないホストでのアクセスを一纏めにしてエラー画面を表示するためこのファイルを使い、実際に割り当てるホストについては、別のバーチャルホスト設定を作成した方が良いかもしれない)

sudo vi /etc/apache2/sites-available/000-default.conf
        ServerAdmin webmaster@localhost
DocumentRoot /var/www/html

<Directory /var/www/html/>
Options FollowSymLinks
AllowOverride All
Require all granted
</Directory>

apache ユーザー(www-data)を sudoers に登録。

sudo visudo

www-data を追記。

pi ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL
www-data ALL=(ALL) NOPASSWD: ALL

設定を有効にするためサーバーの再起動

sudo service apache2 restart

memcached のインストール

 ※2016/07/10 追加

sudo apt-get install chkconfig

sudo apt-get install memcached

sudo chkconfig memcached on

sudo service memcached start

PHP のインストールとバージョン確認

2016/07/10 YAML エクステンション関係と memcache を追加(php-pear libyaml-dev php-pecl-memcache)を追加。PHP 用の memcached ライブラリは環境によってインストール出来ない場合があったので、同様の事ができるmemcache のインストールを記す。

2016/07/15 php-pecl-memcache は間違いで、Raspbian 環境では php5-memcache が正しいようだ

sudo apt-get install php5 php5-cli php5-gd php5-pgsql php5-mysqlnd php5-sqlite php5-mcrypt php5-dev php-pear libyaml-dev php5-memcache

php -v

参考)CentOSでphpでmemcache。|erio_nk://memo

上記ブログにあるように、Raspbian Jessie でない普通の Linux 環境などでは SELinux が確かに邪魔をする。その場合は

sudo setsebool -P httpd_can_network_memcache true

pecl で yaml ライブラリをインストール ※2016/07/10 追加

もし、まだ php5-dev と php5-pear がインストールされていない場合はまずこれを入れる。(上記の PHP のインストールまとめ命令には含まれている)

sudo apt-get install php5-dev php5-pear

そして、pecl で yaml モジュールをインストール。

sudo pecl install yaml

yaml のライブラリを読み込む .ini を作成し、CLI と Apache に適用 ※2016/07/10 追加

sudo sh -c "echo 'extension=yaml.so' >> /etc/php5/mods-available/yaml.ini"

sudo php5enmod yaml

タイムゾーンの設定。CLI と Apache Module 用の両方に設定。

sudo vi /etc/php5/cli/php.ini
[Date]
; Defines the default timezone used by the date functions
; http://php.net/date.timezone
date.timezone = Asia/Tokyo
sudo vi /etc/php5/apache2/php.ini
[Date]
; Defines the default timezone used by the date functions
; http://php.net/date.timezone
date.timezone = Asia/Tokyo

ionCube Loader のインストール

cd ~

Arm v7 用 ionCube Loader のダウンロード

wget -O ioncube_loaders_lin_armv7l.tar.gz 'http://downloads3.ioncube.com/loader_downloads/ioncube_loaders_lin_armv7l.tar.gz'
tar zxvf ioncube_loaders_lin_armv7l.tar.gz
cd ioncube

PHP の extention ディレクトリ確認

php -r "echo ini_get('extension_dir');echo \"\n\";"

extention ディレクトリにライブラリをコピー

sudo cp ~/ioncube/ioncube_loader_lin_5.6.so /usr/lib/php5/20131226

ini ファイルの新規作成

sudo sh -c "echo 'zend_extension=ioncube_loader_lin_5.6.so' >> /etc/php5/mods-available/ioncube_loader.ini"

CLI と Apache の両方のシンボリックリンクを作成

sudo ln -s /etc/php5/mods-available/ioncube_loader.ini /etc/php5/cli/conf.d/05-ioncube_loader.ini

sudo ln -s /etc/php5/mods-available/ioncube_loader.ini /etc/php5/apache2/conf.d/05-ioncube_loader.ini

WiringPi のインストール

cd ~
sudo apt-get install libi2c-dev

sudo apt-get install git-core
git clone git://git.drogon.net/wiringPi
cd wiringPi
./build

バージョン確認

gpio -v

WiringPi-PHP のインストール

cd ~
git clone --recursive https://github.com/WiringPi/WiringPi-PHP.git
cd WiringPi-PHP
make
sudo paco -lD "make install"
sudo vi /etc/php5/mods-available/wiringpi.ini
extension=wiringpi.so
wiringpi.pinmaptype=[PINS|GPIO|USER]

CLI と Apache の両方のシンボリックリンク生成

sudo php5enmod wiringpi

Apache が sudo 無しで GPIO を操作できるように各グループに登録

sudo adduser www-data i2c
sudo adduser www-data spi
sudo adduser www-data gpio

apache の再起動

sudo service apache2 restart

これまでのインストール状況の確認

sudo vi /var/www/html/check.php
<?php
echo phpinfo();

ブラウザから IP アドレスでアクセスし、PHP info を確認する。

http://192.168.**.**/check.php

**は適宜書き換え。wiringpi と ionCube の文字が検索できればとりあえず apache で動作する PHP へのインストールは成功している。

CLI 版の PHP については

php -r 'phpinfo();' > info.txt

で、info.txt ファイルに情報が出力されるので、wiringpi と ionCube が読み込まれているか調べる。

確認が終わったら check.php はセキュリティ確保のため削除する。

sudo rm -rf /var/www/html/check.php

Julius のインストール

cd ~
wget -O julius-4.3.1.tar.gz 'http://sourceforge.jp/frs/redir.php?m=osdn&f=%2Fjulius%2F60273%2Fjulius-4.3.1.tar.gz'
tar zxvf julius-4.3.1.tar.gz
cd julius-4.3.1/
./configure
make
sudo paco -lD "make install"

バージョン確認

julius -version

必要なカーネルモジュールの導入

sudo modprobe snd-pcm-oss

sudo sh -c "echo snd-pcm-oss >> /etc/modules"
cd ~

関連キットのダウンロード

wget -O dictation-kit-v4.3.1-linux.tgz 'http://sourceforge.jp/frs/redir.php?m=jaist&f=%2Fjulius%2F60416%2Fdictation-kit-v4.3.1-linux.tgz'

wget -O grammar-kit-v4.1.tar.gz 'http://sourceforge.jp/frs/redir.php?m=osdn&f=%2Fjulius%2F51159%2Fgrammar-kit-v4.1.tar.gz'

解凍

tar zxvf dictation-kit-v4.3.1-linux.tgz
tar zxvf grammar-kit-v4.1.tar.gz

キット用ディレクトリの作成

mkdir julius-kits

キット用ディレクトリに移動しておく

mv dictation-kit-v4.3.1-linux julius-kits/
mv grammar-kit-v4.1 julius-kits/

ディクテーションキットをつかって Juilius をテスト。あらゆる言葉に対応しているためかなり処理は遅い。

cd julius-kits/dictation-kit-v4.3.1-linux
julius -C main.jconf -C am-gmm.jconf -demo
cd ~

重要)Julius パッケージ内の不適切なファイルを置き換え

cp julius-4.3.1/gramtools/mkdfa/mkfa-1.44-flex/mkfa julius-4.3.1/gramtools/mkdfa/mkfa

cp julius-4.3.1/gramtools/dfa_minimize/dfa_minimize julius-4.3.1/gramtools/mkdfa/dfa_minimize

Save Point 4 ディスクイメージをバックアップ

Open JTalkの導入

以下、Open JTalk については Raspberry Piにしゃべらせてみた(OpenJTalk 1.08、.htsvoiceファイル対応)|Raspberry Piでやってみた さんの記事を全面的に引用しました。感謝します。説明については引用先を参照して下さい。

hts_engine API(version 1.09)のインストール

cd ~

sudo wget http://sourceforge.net/projects/hts-engine/files/hts_engine%20API/hts_engine_API-1.09/hts_engine_API-1.09.tar.gz
sudo tar zxvf hts_engine_API-1.09.tar.gz
cd hts_engine_API-1.09
sudo ./configure

sudo make

sudo paco -lD "make install"

Open JTalk(version 1.08)のインストール

make に結構時間がかかる

cd ~

sudo wget http://sourceforge.net/projects/open-jtalk/files/Open%20JTalk/open_jtalk-1.08/open_jtalk-1.08.tar.gz
sudo tar zxvf open_jtalk-1.08.tar.gz
cd open_jtalk-1.08
sudo ./configure --with-charset=UTF-8

sudo make

sudo paco -lD "make install"

辞書ファイル(version 1.08) のダウンロードと導入

cd ~

sudo wget http://sourceforge.net/projects/open-jtalk/files/Dictionary/open_jtalk_dic-1.08/open_jtalk_dic_utf_8-1.08.tar.gz

sudo tar zxvf open_jtalk_dic_utf_8-1.08.tar.gz
sudo mkdir /usr/local/share/open_jtalk

sudo mv open_jtalk_dic_utf_8-1.08 /usr/local/share/open_jtalk/

MMDAgent(version 1.4 ) 音声ファイルをダウンロードして導入

cd ~

sudo wget http://sourceforge.net/projects/mmdagent/files/MMDAgent_Example/MMDAgent_Example-1.4/MMDAgent_Example-1.4.zip

sudo unzip MMDAgent_Example-1.4.zip
sudo mkdir /usr/local/share/hts_voice

sudo mv MMDAgent_Example-1.4/Voice/mei /usr/local/share/hts_voice/

喋らせるための sh スクリプトをダウンロードして配置

cd /usr/local/bin/

sudo wget http://raspi.up.seesaa.net/bin/jsay

作成した sh スクリプトに実行権限を付与。

sudo chmod +x /usr/local/bin/jsay

喋らせるテスト

jsay ラズベリーパイでやってみたさん、有難うございます

mp3プレイヤーのインストール

とりあえず、現在は mpg321 を導入してみる。

sudo apt-get install mpg321

今までに使った tar ボール類は纏めておく

cd ~

mkdir tar
mv ioncube_loaders_lin_armv7l.tar.gz tar/
mv grammar-kit-v4.1.tar.gz tar/
mv dictation-kit-v4.3.1-linux.tgz tar/
mv julius-4.3.1.tar.gz tar/
mv hts_engine_API-1.09.tar.gz tar/
mv open_jtalk-1.08.tar.gz tar/
mv open_jtalk_dic_utf_8-1.08.tar.gz tar/
mv MMDAgent_Example-1.4.zip tar/

Save Point 5 ディスクイメージをバックアップ

eSpeak text to speechの導入

2016/08/29 追記

Open JTalk は英語を発声できないため、英語読上げ用のエンジン eSpeak text to speech を導入する

sudo apt-get install espeak

これだけ。オプションパラメターについては配布サイトの 2.2 COMMAND OPTIONS を参照。

以上(とりあえず、今は)

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