赤外線学習リモコン―赤外線信号送信・受信(改)~ ラズベリーパイ研究室

当サイトの「赤外線リモコン信号受信・送信」の記事は、他の記事から群を抜いて沢山アクセされており、今現在(2016/07/23)で 25,383 件のアクセスがあります。

みなさんが Raspberry Pi を使って何をするか考えた時、赤外線学習リモコンというのはとても良い選択肢であるということだと思います。

今回は1年の時を経て、もっとまともな赤外線学習リモコンの記事を書いてみたいと思います。



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※誠に申し訳ありませんがこちらの電子工作のコンテンツは弊社の実験制作例となっております。十分な安全が保障されているわけではないため、参照や実施は自己責任となってしまいますのでご注意ください。

赤外線学習リモコン―赤外線信号送信・受信(改)

当サイトの「赤外線リモコン信号受信・送信」の記事は、他の記事から群を抜いて沢山アクセされており、今現在(2016/07/23)で 25,383 件のアクセスがあります。

みなさんが Raspberry Pi を使って何をするか考えた時、赤外線学習リモコンというのはとても良い選択肢であるということだと思います。

上記記事は実は、私が Raspberry Pi を使い始めて初めて書いた記事なので、当たり記事である反面、大分おかしなところもあります。つい先日も、一番最初に出てくる回路図が特に、かなりおかしいことを指摘していただきました。

そこで、今回は1年の時を経て、もっとまともな赤外線学習リモコンの記事を書いてみたいと思います。

このコーナーの最終目標

実際の回路

実際の回路

このくらいの簡単な回路になります。

受光部分

まず、受光部分です。

受光部分

使用部品は

  • PL-IRM2161-XD1(赤外線リモコン受光モジュール)
  • 1.0μF セラミックコンデンサ

PL-IRM2161-XD1 については 秋月電子通商 ではもう取り扱いが行われていないようなので、他の受光モジュール をご利用いただければと思います。

青いのがセラミックコンデンサです。

回路図

受光回路

GPIO 7番ピンを信号受信用のピンにしました。これは自由に変えていただいて構いません。この受光モジュールは Vcc が 2.4V から 5.0V で動作するので、分圧とか変なことを考えなくても良いように 3.3V に接続しました。

回路の挙動を安定させるため、Vcc と GND の間に 1.0μF のセラミックコンデンサを挟みました。これはこの受光モジュールの仕様書の以下を参考にしています。

仕様書

送信部分

次は送信部分です。

送信回路

使用部品は

  • 2SC2120Y (NPN型トランジスタ)
  • 240Ω 抵抗 ✕ 2
  • 10Ω 抵抗
  • OSI5LA5113A(赤外線LED)

参考にしたのは Bit Trade One の Raspberry Pi 用拡張ボード Apple Pi の赤外線信号送信部分の回路です。Raspberry Pi につなげることで、いろいろと便利な実験回路として動作するようです。

回路図は以下です。

送信回路

OSI5LA5113A(赤外線LED)の半減角度は30℃しかないため、赤外線リモコン信号受信・送信 では 3 連 LED みたいなことをしていましたが、そういうのは信号が乱れてかえって不安定になるそうですのでシングル LED にしました。

また、赤外線リモコン信号受信・送信 の場合はトランジスタの増幅を使って電流量をコントロールしていましたが、こちらも増幅度のバラ付きがあって電流値が定まらず好ましくないとのご指摘を受け、ちゃんと LED の前に抵抗を挟んで安定化に努めています。

前の回路は LED の前に抵抗がないので大電流が流れる可能性があったため、コンデンサに電気を溜めておいてそれをつかって発光を行い、想定以上の電気が流れるのを阻止していましたが、そんな事をしなくても、LED の前に抵抗を挟むだけで LED の破損を十分防げるでしょう。

Apple Pi の回路ではトランジスタベース前の抵抗 240Ωのみでしたが、一応、エミッタからベース側にも 240Ωの抵抗を挟んで、コレクタ遮断電流で予期せずスイッチが ON になってしまうのを避けてみました。

2SC2120 ですが、足の位置に注意が必要です。どうも、データシート の図は、足の順番が逆なのではないかと思います。

2SC1815 と同じように平で型番が書いてある方を上にして、左から エミッタ - コレクタ - ベースです。

エミッタに GND、コレクタに 5V から LED に繋がる部分、ベースに GPIO17 (11番ピン)、が接続されます。

リモコン信号受信プログラム

赤外線信号受信プログラム は、赤外線リモコン信号受信・送信のソースコードをそのまま使って下さい。

赤外線信号送信プログラム

赤外線送信プログラム は、赤外線リモコン信号受信・送信のソースコードをそのまま使って下さい。

まとめ。

このくらい簡単な回路で、前の回路よりもずっと安定した赤外線学習リモコンが作れます。

皆さんも是非、学習リモコンを作ってみてくださいね。今後は、ソケットサーバー「HAL」にこの学習リモコンを組み込んだ、より便利な活用記事を書きます。ご期待ください。

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